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2020.5.31お知らせ私の仕事観を作ったあの時…

歯科人材育成トレーナー Officeツグミ代表の德永恵美子です。

 

昨日は株式会社Beaute様のオンライン研修でお話しをさせて頂く機会を頂きました。
130人以上の多くの皆様にご参加頂き、本当に有難うございました。

 

所で德永恵美子って誰?った感じじゃなかったですか?

 

今日は少し私の事を書いてみたいと思います。

とはいえ、私は実は小説に書けるくらい色んなエピソードがあるので23歳の頃をお話しします。

何故かって?私の中で仕事観が大きく変わった出来事だったからです。

 

私は当時、歯科技工士でした。

 

 

 

歯科技工士の専門学校を卒業し、先輩技工士のいない歯科医院に勤務

 

この写真はバイトで後輩を呼んで仕事していた時の写真です。

 

そこは熊本で最初に夜間診療を開始した歯科医院で、1日100人以上の患者数

私はほぼ自宅に帰らず、寝泊りしながら、まさに寝ずに勤務していました。

 

正直、辞めたかったです。

辛すぎて…

 

気分を紛らわすためにバイクだけが私の気分転換でした。

 

 

そんな時にラジオから

「オーディション募集〜。あなたもラジオで一緒に話しませんか?」の声が

 

 

「気分を変えたい!どうせ落ちるけど、この悶々とした気分を変えたい!」

 

と言う事で履歴書を出しました。

そこには、ある小細工が…

 

そう、段々と

「気分を変えたい!から受かりたい!」に変わり

 

そのまま提出しても受かるわけがない

だからオーディション日に審査員の突然の質問にマゴマゴしたくなかったので

履歴書の趣味の欄に

「趣味恋愛」と書き、当日はきっとこの質問が「趣味恋愛って何?」

 

そこで用意した答えをスムーズに答えると言う小細工を(笑)

 

でも、それだけでは受かる訳なんて土台無理と言う事で〜

 

小細工パート2

 

オーディション前にラジオ局に電話

「切手を張り忘れました!届いているでしょうか?」

「届いていますよ」と返事

そうです!

オーディション前に名前を人より覚えてもらう作戦!

どうしても受かりたかったんです。

でも、実は仕事で行けませんでした。

嘘をついて仕事を休もうとしていました。オーディションを受けたくて

嘘がバレてオーディションには行けませんでした。当然です(笑)

でも、やはりどうしても受かりたい

そんな思いでまたラジオ局に電話

断られても断られても一心不乱でお願いをしました。

 

結果、オーディション後に会って頂きました。

今でも覚えています。小さな会議室

「君と会う時間が勿体無いから2分だけね。君に時間を与えるのは。オーディションは既に昨日終わり、合格者も出ているからね。」

きつい一言

でも、会ってくださった事に感謝でした。

「履歴書に趣味恋愛って書いてあるけど、これはどういう意味?」

キターーーーーーーーー!!

 

「はい、私は男性が好きとかじゃなくて、人の可能性や素敵な所を見て、その人が好きになるんです。だから恋愛って書きました」

 

何でも事前準備は大事です。スムーズに答えました。

その答えがとても響いてくださって

「ここでビキニになってって言ったらなる?」今考えるとセクハラ質問?

「はい!こんな私でよければ!」意気込みだけはあるので(笑)

 

その後、「はい、ではこれで終了。お疲れ様」と言われ
小さな会議室を出ようとドアを閉めかかった時

 

「君と仕事がしたいね」

 

その言葉を頂きました。

 

そして…

号泣

 

「君と仕事がしたい」って
言葉をかけられるとこんなに嬉しいんだ!

 

そして

自分が恥ずかしくなりました。

仕事が辛くて、逃げ出したくてオーディションを受けようとした自分自身に

まだ

院長や歯科衛生士さんたちに

「あなたと仕事をしたい」って言われるまで自分を磨いていなかった事に気づきました。

きつい、無理、出来ない

逃げる事しかしなかった。

私は目を覚ましました。

歯科技工士として

「君と一緒に仕事をしたいね」って言われるくらいに自分の技術を磨こう!

 

 

そこから必死になり歯科技工士として頑張りました。

 

ところで…

その面接後

なんと、奇跡が起こりました!

オーディションに合格!!

 

歯科技工士をしながら約2年、地元熊本のFMラジオで話す経験をさせて頂きました。

 

当時のオーディションに合格したメンバーとラジオで話していた頃の写真です。

仕事観

 

私にとって、

「君と仕事がしたいね」

 

そう思われるよう日々精進しています。

 

そして、この経験から

私は何事も諦めない

最後の最後まで諦めない

諦めなければ道は広がる

そう信じて今もなお色んな事にチャレンジしています。

 

 

諦めなければ道は開く

 

人生はチャレンジの連続です。