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ブログblog

2023.3.31お知らせ歯の話を通して愛を伝える①

【歯科技工士編〜初めての仕事・不安の出発〜】

桜の季節ですね

淡いピンク色が似合う景色にウキウキしますね

歯科人材育成トレーナーをしていますOfficeツグミの德永です。

この歯科業界に入って気づけば35年になるんですね〜

徳永さんって何故今の仕事を?

そんな質問がたまにあります。

という事で35年のヒストリーを少しづつお伝えしていく事にしました。

 

私はもともとは歯科技工士

1987 年、私は歯科技工士として勤務

勤務先は当時は熊本でもあまりなかった夜間診療を行っている歯科医院

実は学生時代のバイト先

バイト先も学校に入学して2日目にバイト募集もしていないのに

「バイト募集していないですか?」って聞いて売り込んで入った歯科医院
だから歯科技工のバイトではなく、
バックヤードの滅菌や掃除などの仕事を学校が終わりにしていました。

時には患者さんを導入したり、受付のサポートに入ったり

たまに先輩歯科技工士さんのアシスタント

夜間診療だったので17時に入り22 時まで働けた事が嬉しかった事を覚えています。

2年生になった直ぐに、バイト先の院長より歯科技工としてこのまま勤務しないか?とお誘い
なれた場所で自宅からも近い、当時は土日休みの週休二日でもあったので、即決定

2年生の4月に就職先を決めたのはおそらくクラスで1番早かったです。

意気揚々としていた私は

実は…

当時、勤務していた先輩歯科技工さんは歯科技工の専修化へ入学するために退職
一日100人以上来院する技工の仕事がのしかかってくるのを知りませんでした。

 

そして晴れて卒業し歯科技工の国試も合格し

勤務

慣れた場所で優しい先輩と先生

ですが

初日から大ピンチ!!

仕事の段取りが分からない!

どんどんやってくる印象

模型を作りながらワックスアップ

学校では綺麗な歯並びの模型で練習していたけれど

そんな綺麗な歯並びの人なんて誰もいない

誰か教えて〜って叫んでも

誰もいない

そんなある日

大事件が起こる

明日の納品予定の被せ物や詰め物の金属の鋳型に金属を流し込む作業で大失敗!

金属が流れていなかった

時間は深夜11時…

友人に泣きついて2人がやってきた

出来上がったのは朝の7時

「いつか恩返しするから〜」と言い朝に終了

そんなこんなの歯科技工士のスタートでした。

恩返しするね〜って言って

恩返しをしていない私です(笑)

吉田君、吉村君、あの時はありがとう〜

そんな不安の中のスタートの歯科技工士でした。

おかげで

大失敗からのスタートで

何を行って失敗するのかが学べた事

そして

「段取りの大切さ」と「友人の有り難さ」でした

次回は歯科技工士脱走編へ